2019年3月3日
な・・・なんてこった!!
3月3日、この日は桃の節句でおめでたい日のはずなのにあいにくの雨。
こんな雨の中、水辺スタッフのIくんが、冷たい雨の中指を真っ赤にしながら水生生物のモニタリング活動をしてくれていました。
わたしたち事務局スタッフは詰所の中で事務作業(ごめんなさい!Iくん!)。
お昼過ぎ、Iくんが詰所に駆け込んできました。
「大変です。ヒキガエルがかご網に入ってしまってます。」「何っ!!?」
急いで見に行くと、なんとヒキガエルが5匹も、トンボ池に仕掛けてあるかご網(池に設置して、毎週引き上げて入った魚を調べる)の中でひしめいていました。
この時期、冬眠から目覚めたヒキガエルは、主に雨の日に産卵のために池にあるまるのですが、産卵が活発な夜以外は穴などに身を潜めていることがあります。
おそらく、かご網を隠れみのだと思って1匹が入ってしまい、それを見たほかのカエルたち(パートナー探しにやっきの♂)が、つられてつられて入ってしまったのでしょう。
みんなかご網の水面から出ている空間に顔を出していて無事でしたが、ワナは池から撤収。
この時期、毎年かれらの繁殖時期にはトンボ池のワナは引き上げているのですが、年度末の事務仕事の忙しさにかまけて忘れてしまっておりました。
反省・・・!ヒキガエルさん、ごめんなさい!
かごから出したヒキガエルたちは、元気に池に戻っていきました。
そして、ふと気がつつくと岸際にはいつの間にやらたくさんのヒキガエルの卵が!
季節は常に移ろいます。どんなに忙しくても、ふと外に出て、自然の変化を感じる余裕が必要だななと、改めて思いました。(あ)
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