2019年4月17日
No.180 4月の植物と昆虫
生態園には、湧き水の流れ込む田んぼがあります。
春、子どもたちは、まるで底なし沼に入るように田んぼに恐る恐る足を運びます。膝上まで水に浸かり、泥んこになって田起こしやモチ米の苗を田植えする子どもたち。その瞳は輝きを増していきます。
夏は、照りつける日差しのもとで、汗をぬぐいながらの雑草取り。時折、ぴちゃり!とドジョウの跳ねる水音も。青々した稲穂の上をトンボが飛び交う八月後半には、稲の小さな花が一斉に咲きます。
秋には、いよいよ収穫です。鎌で刈り取った稲束を竹で組んだ「ハザ」にかけて干します。脱穀も足踏み脱穀機や唐箕を使った昔ながらのやり方。手仕事がお米を美味しくします。
晩秋、木々が色づき葉を落とす頃、かまどに火を起こして蒸かし、皆でお餅つき。威勢のいい掛け声が森の中に響きます。つきたてのお餅は、1 年の農作業を終えた喜びの味です。
生態園にお越しの際は、四季折々の姿を見せる田んぼにも是非お立ち寄りください。
3月これからみられる花
アカネスミレ
アケビ
アリアケスミレ
カジイチゴ
カラスノエンドウ
ケキツネノボタン
サンショウ
シャガ
タネツケバナ
ニワトコ
ヘビイチゴ
ミツバアケビ
メギ
ヤブヘビイチゴ
事務局からのお知らせ
会員(サポーター)登録 今年度も引き続き登録更新をおねがいいたします。
みなさまの応援のお気持ちが生態園の活動の源です。よろしくお願いいたします。
今月中に詰所にて直接、またはゆうちょ銀行振込をお待ちしております。
▼年会費:個人1,000円 家族1,500円 団体2,000円
▼ゆうちょ銀行:記号10940 番号190701
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