生態園では毎月第3土曜日と第4日曜日、年23回の里山保全作業を行っております
里山保全作業とは生態園の環境を維持するために木や竹を切ったり、草むしりやササ刈り、落葉かきなどを行ったり、池にたまる泥を取り除いたりする作業のことです。田んぼ周りは平地ですがその他のエリアはほとんどが斜面になっているため人が作業する必要があります。もちろん力作業もありますが女性や子どもでも出来る作業は色々あります。保全作業は自然を知るのに非常に良い作業だと思います。里山の自然は人の手が入らないと無くなってしまいます。作業を通じてその理由を知ることが出来ますので非常に有意義な作業だと思います。
服装:長袖・長ズボンの作業しやすい服装でお越し下さい
準備:軍手、タオル、帽子かバンダナ、飲み物、夏は虫除けスプレー
道具:道具は準備していますがマイ道具で作業されたい方はもちろんお持ちいただいてもOKです
食事:簡単ではありますが昼食用に無料の軽食(その時により内容は異なります)を用意しています
「すいとん」や「ぜんざい」など無料の軽食を用意しています
必要な道具は用意しています
*緊急事態宣言が出ている間は中止します。(再開後も当面は軽食の配付は中止)
おもな作業内容
草むしり:
スギナや雑草を取り除くことにより弱い植物を保護します。
ササ刈り:
ササの中の野の花や貴重な植物を保護しながら周りのササを刈ることで光が差し込むようにしたり、栄養が確保できるようにすることが目的です。
間伐・枝打ち:
林の中の風通しを良くしたり地面に光が差し込むように木を切ったり枝を切ったりします。光が差し込むことで生物の多様性を維持します。また作業で集まる木材はたき火などに使用します。
竹切り:
竹林の密度を保ち光が地面にさすように伸びた竹を伐採します。竹は成長が早く高く成長するため報知すると光をすぐに遮ってしまいます。切った竹は竹細工にしたりたき火にしたりします。
落葉かき:
落葉が多すぎても少なすぎても地表近くに住む微生物や虫、植物の環境には適しません。適度な落葉を取り除くことにより環境を維持します。また集めた落葉は堆肥にして田んぼの肥料としてリサイクルします。
かいぼり:
池にたまる泥を取り除くことで池の深さを維持すると共に水質等を維持し、池に暮らす魚たちに住みやすい環境を作ります。